中国エリア,下津井の城山

下津井の城山の遠景写真

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下津井の城山

読み方:しもついのしろやま

所在:岡山県倉敷市下津井

標高88m 比高88m

ビューポイント

瀬戸内海や瀬戸大橋を望む事が出来る。

概要

下津井にある城山は、港湾を抑えるために築かれた中世山城です。
下津井港は中世以後の瀬戸内海航路の中継港として栄えた要衝の地でした。
その為、古文書などにも下津井の名前は見え織田信長と中国の雄・毛利氏との戦争にも記されています。
天正10年(1582)3月下旬に下津井付近に織田信長家臣の羽柴秀吉の船200艘が現れています。
それに対し毛利氏の小早川隆景が軍勢を出動させると織田氏の船は上陸する事もなく南方向に向かって立ち去っていきました。
小早川隆景は「船数等、不甲斐二候」と述べ、本能寺の変直前の段階でも羽柴秀吉の水軍力では毛利氏に脅威を与えられなかった様です。
また幕府成立期には幕府にとって西国大名に備える航路の拠点として注目される事になります。
備前(現:岡山県東南部)の領主・池田氏は徳川家康の内命を受け下津井城主であった池田長政によって近世城郭として整備される事になりました。
徳川幕府が安定期に入ると、その価値は低下し寛永16年(1639)に幕府の命により廃城となっています。
現在は石垣といた遺構が残されており、また登山道も整備されている状態。
道自体もコンクリート舗装されており登り易くなっています。
ただし夏場は照り返しが厳しくなりますので標高は低い山ではありますが、熱中症などの注意はして下さい。

《参考文献》

西本省三・葛原克人「日本城郭大系第13巻広島・岡山」P373~374(株式会社新人物往来社)
竹内理三「角川日本地名大辞典33岡山県」P573(角川書店)
川岡勉・古賀信幸編「日本中世の西国社会1 西国の権力と戦乱」P87~88(清文堂)


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ポポロ(2015/03/02 12:42)

鷲羽山ハイランドの近くにこんな城があったなんて知らなかったな。

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