中国エリア,新高山

新高山の遠景写真

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新高山

読み方:にいたかやま

所在:広島県三原市本郷町本郷

標高197.6m 比高186m

ビューポイント

三原市本郷地区や沼田川などが一望

概要

沼田川右岸に立地する峻険な近世過渡期の山城で別名は雄高山。
沼田荘のほぼ全域が見渡す事が出来ると共に、沼田川から三原湾へ向かう眺望に優れている事から水運にも恵まれています。
新高山に城を築いたのは毛利元就三男の小早川隆景で天文21年(1552)の事です。
永禄4年(1561)には父の毛利元就や兄の毛利隆元が訪れています。
その時の様子は「小早川家文書」の「毛利元就親子雄高山行向滞留日記号」に詳しく収められています。
その内容は本膳料理(七種の膳、五種の膳、三種の膳が次々と並ぶ)や膳が変わる毎に能の高砂や夕顔などの七曲題が上演されたりしました。
また新高山城の庭では蹴鞠の会の見物や城中では連歌会、小早川隆景自身による「太平記」の購読が披露されています。
「毛利元就親子雄高山行向滞留日記号」は、この時代の饗応が知る事が出来る貴重な史料です。
そして慶長元年(1596)に三原に拠点を移した時に、新高山の石垣などの資材を転用したとされ小早川隆景一代限りの城であったともいえます。
現在でも各所に石垣や礎石・土塁等が残されており往時を偲ばせています。
登山道は整備されています。また登山道付近には史跡新高山城用の駐車場もあり、アクセスはし易いです。

《参考文献》

西本省三・葛原克人編「日本城郭大系第13巻広島・岡山」P217~220(株式会社新人物往来社)
新人物往来社編「小早川隆景のすべて」P147~152(新人物往来社)


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